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第9地区

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金玉坂の渋谷東急で観て来た。
面倒だけど、 ざっと粗筋を書くと、南アフリカヨハネスブルク上空に巨大な宇宙船が飛来するも、宇宙人(エビ似)は弱っていたので、仕方無く保護してあげてから早20 年...彼らを収容した第9地区は完全にスラム化し、人間と宇宙人(エビ似)との摩擦は増すばかり、という話。
詳しくはこちらhttp://d-9.gaga.ne.jp/

非常に面白かったよ。観た後は色んな事 に思いを巡らさずにはいられなかった。
人権、差別、コミュニケーション...そもそも宇宙人(エビ)に人権はあるのかとか、あのエビの存在を知ってい たら、差別はいけないとか心の底からは言えないしとか、言葉は辛うじて通じるけど、何考えてるのか分からなかったり...。なんていうか俺の手には余るテーマだ。 社会学者の意見を聞きたいものだ。
いずれにしてもこちらより強力な武器と身体能力を持っているのに、なぜ難民という立場に甘んじているのか、結局 彼らの目的はなんなのかは最後まで分からないが、そのディスコミュニケーション状態が不気味な隣人の不気味たる所以だよなぁと思い、非常に合点がいきました。
あ と第10地区とかいって続編をやる噂が有るそうだけど、どうせなら更にその続編も作って欲しい。
即ち、最終的に地球で生きていくしかなくなった彼 ら。最早共生しか道は残されていなかった。その象徴として南アフリカはラグビーの混成チームを結成。エビが一向にルールを覚えないなどの困難を乗り越え、 ワールドカップ優勝を目指す。
そう、その名も「エビクタス ~帰らざる者達」。
乞うご期待。


追記:他の人の第9地区評を見るとどうやら「なぜ難民という立場に甘んじているのか」という部分の認識には誤りがあった模様。直しはしないけど。

オールドボーイ

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映画の事も書いてしまえ。

少し前から韓国映画が凄い事になってるという話を聞き及び、この度トライしてみたのが、オールドボーイ。ゼロ年代ベスト10に挙げる人も何人かいたので、観てみたのだが、確かに凄かった。

粗筋はある日突然何者かに拉致され、理由も分からず15年間監禁されていた男がこれまた突然解放され、復讐に燃えるという話。原作は日本の同名マンガで、俺はそっちを映画公開時に読んだ。つまらなくはないけど、なんか物足りなかったので、映画は観なかった。今回観て思ったのはマンガでもやもやを感じた部分が悉く解消されており、完全に原作を越えているという事だ。
まず主人公の監禁時代の描写で原作と映画に見過ごせない違いがある。それは体の鍛え方だ。復讐心を胸に、原作では腕立て、映画ではシャドーボクシングをする。これは話の展開にも関係していて、原作ではジットリネットリいや~な感じで話が進むが、映画ではテンポ良く、時には多数の敵を暴力で蹴散らし突き進む。
また催眠術に頼り過ぎてない所及び催眠術がよく効く理由にも妥当性が感じられた。
そして原作を越えていると感じた際たるもんは監禁の理由と女の子の立ち位置である。原作の監禁の理由は読んで5年以上経った今でも、うーむ、わかるような、わからないような...って感じだし、主人公が解放された後行動を共にする女の子は最後までふわふわしたままで結局あの娘は何だったのかと。
映画ではここをほぼ同時にクリアし、衝撃の結末を迎える。
とまあ、原作との違いを中心に書いてきたけど、とにかく謎あり、バトルあり、拷問あり、おっばいあり、セックスありとかなり濃い映画なので、嫁と一緒に観るのはお勧めしません!
ちゅうか何年も前の映画をしたり顔で紹介すんなよって。
最後に、この映画を撮ったパク・チャヌク監督の最新作、『渇き』が先週公開されてます。ファンの間では早くも話題になってるみたいよ。

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